2023/10/17

相槌で伝わってしまう本音と気を付けたい注意点

相手と会話をしている最中にこまめに挟むと良いと言われているのが相槌です。相槌を打つことで、聞き手が話し手の話す内容に関して興味を持っていること、そして理解して聞いていることを相手に示すことができるサインです。
しかし、相槌でしばしばあなたの本音が見えてしまっていることがあります。
今回は、相槌で伝わってしまう本音や注意点について解説していきます。交際クラブのデートの際には、相槌を上手に使ってみましょう。


■相槌はコミュニケーションの基礎

相手とコミュニケーションを取る際、とても必要になると言われているのが相槌です。
相槌は、上手に活用することで相手とも対話を円滑にすることができます。
話し手が一方的に話しているだけだと、相手は話を聞いているのは不安になりますが、相槌を活用していくと話を聞いているよという合図、そして相手の意見に同感することを示すことができるのです。
ただ、相槌を多用することや下手な活用の仕方をすると相手を不快にさせることがあります。

■相手の話に被せて相槌を打つのは不快

相槌を打つ際に、相手が話の途中でやたらと相槌を打ってしまうことありませんか。
まだ肝心の話の内容にも入っていないのに、話を被せてくるようにして「うんうん」「へー」「確かに」などと相槌を打っていませんか。
こういったケースでは、ほとんどのケースで相手の話をきちんと聞き入っていないというケースが多いです。
真剣に耳を傾けている時には相槌のタイミングを間違えることはまずありません。
聞き流そうとしているのがバレバレになっていることもあるので、相手を不快にさせてしまう可能性が非常に高いです。
また、相槌をして話を被せたうえに、そのまま自分の経験談や自分の話を話し出すという方もいらっしゃいますが、それではまさに会話泥棒です。
嫌われる人の典型的なパターンですので、人の話を奪うのは絶対に避けましょう。
話したいことがあっても、相手の話が終わってから話せば良いのです。
相槌を打っていればいいというものではなく、相手の話している内容にあった相槌を返すこと、話し手が話している途中に相槌を被せないということが鉄則です。

■同じ言葉を繰り返す相槌

「あー、はいはいはい」、「なるほどなるほど」などといった相槌を打つ方は意外に多いです。
よく若い方が使われることが多い言葉ですが、あまり話し手には良い印象を与えません。
気にならない方もいらっしゃいますが、「はいはいはい」と繰り返し言われるとなんとなく話を適当に聞き流されているような気がしませんか。
また、少し上から目線なイメージも抱くこともあります。
なるほどと言いたいなら、「なるほど」で良いのです。
しつこく同じ言葉を繰り返して相槌を打っていると品がないですし、大人としての魅力にも欠けてしまいます。
イメージダウンとなってもおかしくはありませんので、相手に好印象を与えたいのであれば、あまり同じ言葉を繰り返して相槌を打たないようにしましょう。

■大げさすぎるリアクションの相槌は不快

私は話を聞いていますと言わんばかりに、やたらとオーバーリアクションで相槌を打っているという方はいらっしゃいませんか。
「えー？ほんとに？！すごーい！！」「マジでーーー！？それはありえなーい！！！」などとやたらと大きな声でリアクションしていることありませんか。
びっくりしたことならまだしも、あまりに品のなさを感じてしまう相槌です。
皆さんもすでにもう大人です。
まるで学生気分のような相槌は、避けたほうが良いでしょう。
慣れている相手なら良いですが、話し手と初対面という場面であまりにオーバーリアクションをしていると、相手に引かれてしまう可能性があります。
イメージと違ったと思われることもありますから、相槌はもう少し落ち着いて返すと良いでしょう。
「ほんとに？すごいね！」「マジで？それはあり得ないね」などといった落ち着いた口調で、時に笑顔で、時に悲しい顔で返すと相手の気持ちに寄り添った会話を成立させることができるでしょう。

■ただうなずくだけの相槌

相槌というと、うなずけば良いと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、相槌はうなずくだけでは話し手にとっては「この人はうなずいているだけで話を聞いているんだろうか。」と不安に思うことが多々あります。
うなずきながら「うんうん」でも良いので相槌を入れると、話を聞いてくれていると相手に伝わりやすいので、言葉を使った相槌を入れると良いでしょう。
ただ、ワンパターンになりがちな方も多いかと思います。
そのような時は、「確かに」「なるほど」「すごいね」「素晴らしい」「さすが」「え！」「そうなんだ」「信じられない」「そんなに！」といったようなワードを駆使するだけで、話を聞いていることが相手に伝わるでしょう。
これらをうまく多用して相槌を打つだけで相手も安心して話してくれることができます。

いかがでしたか。
相槌はただうなずけばいい、打てばいいだけなんていうのは大間違いです。
相槌をうまく打てる人はとても聞き上手な人であり、コミュニケーション力が高いとみなされます。
交際クラブのデートでも好印象を与えることができますので、皆さんもぜひ実践されてみると良いでしょう。



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